凍結破砕作用


 凍結破砕作用(とうけつはさいさよう)とは,岩石などの隙間に入った水の凍結により岩石が壊される作用です。
 水が冷やされて氷となるとき,氷の成長によって体積が増え,隙間が広がり岩石が破壊されます。


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@ 岩石の隙間に水が入り込んでいる状態です。

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A 水が冷やされて氷になり,堆積が増えて隙間を押し広げます。

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B Aの作用が何度も繰り返され,割れ目が大きくなり岩石が割れます。
 北海道氷河期探検ツアーでこの作用で作られた地形を見ることができます。
  地点3 岩の海

凍結破砕作用を実験!
冷凍庫で岩を割ってみよう

冬はどうして乾燥するの?



参考
地学団体研究会(1996)『新版地学辞典』平凡社
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